カテゴリ:ロードショー( 23 )

ブラザーズ・グリム The Brothers Grimm

テリー・ギリアム監督の映画は、アバンタイトルからタイトルにかけていつもワクワクさせてくれる。私の生涯の映画ベスト10に入る映画「未来世紀ブラジル」(1985年)が、そうだった。そして、「12モンキーズ」(1995年)もそうだったけれども、これは後が続かなかった。残念。
で、今作も子供の頃のグリム兄弟の話からタイトルバックまでは、ニヤッとさせられるつくりだった。

b0014400_19413393.jpg

グリム兄弟が、詐欺師まがいの魔物退治で金を稼いでいたって云うのは、上手いアイディアだけれど、いっそのこと、このグリム兄弟は、結局は偽者だったくらいまでやってしまったほうが面白かったのでは。
そこここにグリム童話のエッセンスをちりばめているけれども、もうひとつ機能的に効果を出しているとは思えなかった。取り敢えず入れてみましたみたいな感じで。脚本からしてそうだったのか、ギリアムがすっとばしたのか。なんか、後者のような気がする。
兄ウィル役のマット・デイモン(「ボーン・スプレマシー」)は、ヒーローぜんとしているキャラよりも、こんな役の方が似合っているように思う。そして、今年のヴェネチア国際映画祭・金獅子賞受賞の注目作「ブロークバック・マウンテン」(アン・リー監督)ヒース・レジャーは、弟ジェイコブ役なのだが、貫禄で、どっちが兄貴か分からない感じだ。
それから、何と云っても、ジョナサン・プライス演じるフランス軍のデラトンベ将軍の悪意に満ちた描き方、その片腕カヴァルディ(ピーター・ストーメア)の狂喜と狂気。これが、実にギリアムらしくて良い。
ちょっと食い足りなさをかんじつつも、テリー・ギリアムの未完成作「The Man Who Killed Don Quixote(ドン・キホーテを殺した男)」(ドキュメンタリー映画「ロスト・イン・ラ・マンチャ(2001)に詳しい)からの起死回生の映画としては、一般受けもする線で、合格点かな。

--------------------------------------------------------------------

1時間57分 ディメンション・ピクチャーズ、MGM提供 
監督=テリー・ギリアム、脚本=アーレン・クルーガー、撮影監督=ニュートン・トーマス・シーゲル、音楽=ダリオ・マリアネッリ
キャスト=マット・デイモン、ヒース・レジャー、モニカ・ベルッチ、ジョナサン・プライス、レナ・ヘディ、ピーター・ストーメア ほか
翻訳=松浦美奈
[PR]
by thx1138_1941 | 2005-12-12 19:44 | ロードショー

チャーリーとチョコレート工場  Charlie AND THE CHOCOLATE FACTORY

主人公チャーリー(フレディー・ハイモア)が、ベッドの中で部屋の窓からチョコレート工場を眺めるシーンを観て、「シザーハンズ」(1990)を思い出した。「シザーハンズ」の冒頭で、キム(ウィノナ・ライダー)が、丘の上の屋敷を眺める切ないシーンとどこかダブってくる。好きなシーンだ。
この二本の映画は、とても対比的な気がする。街と丘の上の建物のつくりが、「シザーハンズ」のお城がモノトーンに近い色彩で、街がケバケバしい色合いだったのに対して、「チャーリーとチョコレート工場」はその逆。工場の中が、ケバケバしくって、街並みがモノトーンになっている。どちらも父親に対する愛情とコンプレックスを扱っているけれど、「シザーハンズ」は少女との恋、「チャーリーとチョコレート工場」は少年との友情が、それを変えていく話。

b0014400_1632263.jpg

で、なんといっても、ウンパ・ルンパだぜ、やっぱり。ウンパ・ルンパにディープ・ロイをキャスティングした時点で、この映画は、成功した!って云うのは云い過ぎかもしれないが、もう、あの踊りっぷりで元は取れましたよ、ホント。
そして、ウォンカ(ジョニー・デップ)のあの風体と大人気なさっぷり。ニッカっと笑ったすぐ後に、真顔になるのが、たまりません。
チャーリーがとーっても良い子で、他の四人があまりにもダメダメな悪ガキなのが、気になるけれど、おとぎ話なのでまっいいか。

----------------------------------------------------------------

1時間45分 ワーナー・ブラザース映画 
監督=ティム・バートン、脚本=ジョン・オーガスト、原作=ロアルド・ダール、撮影監督=フィリップ・ルースロ、音楽=ダニー・エルフマン
キャスト=ジョニー・デップ、フレディー・ハイモア、デイビッド・ケリー、ヘレナ・ボナム・カーター、ディープ・ロイ、クリストファー・リー ほか
[PR]
by thx1138_1941 | 2005-11-28 19:08 | ロードショー

アイランド THE ISLAND

「ジョン・ブラッカイマー製作でない、マイケル・ベイってどうやねん」っと云う興味から「アイランド」を観た。
面白くないわけではないが、やっぱ、カサカサ頭のアメリカン・ムーヴィーね。テーマ的にも何故今、クローンなのかと云った疑問もある。一時期、アメリカ映画がやり尽した感が、あるから。それにしても、植物状態(?)で作られたクローン臓器ならOKなんて感覚が恐ろしい。
前半は、「THX1138」(1971年)や「2300年未来への旅」(1976年)を思わせる70年代テイストのデストピアもの。アイランドと呼ばれる理想郷に行くことだけを願う市民の上辺だけのクリーンな生活空間とバックヤードの汚れた感じの対比が、上手い。スティーブ・ブシェミもその汚さに馴染んでいて良い。一転、後半は、現代アクション満載のチェイス映画。マイケル・ベイらしいこの後半、アクションの為のアクション感が大きく、新しさはなかった。CG全開じゃないのが、救いか。
主人公リンカーン・6・エコー役は、われらが「オビ・ワン」、ユアン・マクレガー。クローンとそのオリジナルの人物を楽しそうに演じ分けている。
そして、ジョーダン・2・デルタ役のスカーレット・ヨハンソンは「ロスト・イン・トランスレーション」(2003年)のアンニュイな人妻の方が良かった。無垢な感じは出ているのだが、髪形とかが似合わないような気がして…。
逃げ出したクローンたちが彷徨うラストは、これから起こるであろうアメリカ中を巻き込んだパニック状態が見えて好きだ。
b0014400_19133584.jpg


ところで、マイケル・クラーク・ダンカンは、出演する必要があったの?
------------------------------------------------------------
THE ISLAND
2時間16分 ワーナー・ブラザース・ドリームワークス映画 
監督=マイケル・ベイ、脚本=カスピアン・トレッドウェル・オーウェン、脚色=カスピアン・トレッドウェル・オーウェン、アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、撮影監督=マウロ・フィオーレ、音楽=スティーブ・ジャブロンスキー
キャスト=ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン、ショーン・ビーン、スティーブ・ブシェミ、ジャイモン・フンス ほか
翻訳=松浦美奈
[PR]
by thx1138_1941 | 2005-08-24 19:14 | ロードショー

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 

「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」を観た時、どうしてヘイデン・クリステンセンが、アナキン・スカイウォーカーなんだろうと感じた。そのナゾが、この「エピソード3/シスの復讐」で解けた。あの目―あの目力だったんですね。暗い輝きを秘めた目…。
b0014400_22492684.jpg

ストーリーは、予想通り(あたりまえか!)、アナキンが如何にしてダークサイドに堕ち、シスの暗黒卿、ダース・ベイダーになるかって話。しかし、この肝心の部分が、弱い気がしてならない。愛の力は分からなくはないけれども、あんな形で、そこまで執着するだろうか?確かにそこに至るまでに、母親を救えなかった事もあるし、パルパティーン(イアン・マクダーミド)の狡猾なワナもあるわけだけれども、あまりに稚拙すぎやしないか、アナキンくん。
このパルパティーン皇帝の大芝居が、なかなか良い。アナキンに対するときも、メイス・ウィンドゥ(サミュエル・L・ジャクソン)との対決の時も。いままで貯めていたものが、一気にほとばしったようで。
お約束の星空からのパンダウンから見せるファースト・カットは、1カットで押し捲る、目くるめくスペース・バトルシーンで、圧巻だけれども、旧三部作が持っていた質感は、ヤッパリCGでは出せない。作り手の心意気が感じられないと思うのは、古い人間なのだろうか。
今回、はじめてDLP(デジタル・ライト・プロセシング)での上映で観たから余計にそう感じるのかもしれない。ルーカスの意図が、DLPの方がストレートに伝わるのだろうが、フィルム以上にCGアニメの中に人物が居る感じがして、違和感があった。
それは、オビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)の見せ場、グリーバス将軍との闘いのシークェンスでも、ラストのムスタファーの死闘の場面もそうだけれども。
途中、思ったほどの活躍はしないけれどもチューイ(ピーター・メイヒュー)の登場、などでファンの心をくすぐりながら、物語は進んで行く。
そして、ラスト近く、ヨーダと皇帝の対決。ここでは、元老院の大会議場をぶっ壊しながら、共和国の崩壊をヴィジュアルで見せている。これは、なかなか上手いと思った。皇帝の絶対的な力の前に、ヨーダが敗れてしまうのは、残念だけれども。
更に、アナキンのムスタファーでのオビ=ワンとの死闘を経て、いよいよ本当の意味でのダース・ベイダーの誕生…。感無量…。
そして、ルークが、レイアが…。
なんにしても、環は完成した。この流れで、エピソード7以降は、矢張りありえないなと感じた。それは、ダース・ベイダーの物語であるのだから。
ラスト・カットのタトゥーインに沈む二重太陽を眺める、幼いルークを抱いたオーウェンとベルーの姿に涙したのは、私だけでは、ないだろう…。
終わった…ね。
b0014400_22495761.jpg

------------------------------------------------------------
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 
STAR WARS EPISODEⅢ REVENGE OF SITH

2時間21分 20世紀フォックス映画 監督・脚本=ジョージ・ルーカス、撮影監督=デイビッド・タッターソル、音楽=ジョン・ウィリアムス
キャスト=ヘイデン・クリステンセン、ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、イアン・マクダーミド、フランク・オズ、 ほか
翻訳=戸田奈津子
[PR]
by thx1138_1941 | 2005-08-17 22:50 | ロードショー

環は完成した!~スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐~

ついにと云うか、やっと云うか、「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」を観た。実は、それから数日経っているけれど、何も書く気になれない。一種の放心状態にあるみたいで。映画を観ている間は、そこここで、圧倒もされ、感動もし、感慨深い思いもあったのだけれども、今はどうも整理がつかないようだ。これで、28年間に及ぶ壮大なサーガにも一応の、一応の終止符。ルーカス師匠の勝手なおしかけパダワン(?)としては、まずは、感謝の気持ちを……。

では、気持ちを整理して、また次回に!
[PR]
by thx1138_1941 | 2005-07-20 18:07 | ロードショー

宇宙戦争 WAR OF THE WORLDS

異星人が侵略する理由、いや侵略そのものもどーでもよくて、このおやぢ(レイ・フェリエ=トム・クルーズ)が、如何にして疎遠になっていた子供たち(ダコタ・ファニングジャスティン・チャットウィン)とコミュニケーションを取れるようになるかって物語。大きな大きなスケールで紡ぎだした小さな小さな愛の物語。原作や1953年版「宇宙戦争」との差別化を図るためのスティーブン・スピルバーグらしい解決策かもしれない。科学者が出てきて、ごちゃごちゃやってたらリアリティがないし、「インデペンデンス・デイ」(1996年)になってしまうものね。
往年のスピルバーグ映画ファンにとっては、頭の30分程は、ほんと良いです。トライポッドが出てくるまでが、特に。
家族から見放された、おやぢ
子供たちの態度
光りながら渦巻く雲
稲妻を観て、大喜びのおやぢ
などなど、ちりばめられたスピルバーグ的映像にワクワクものです。
そして、なす術もなくなく逃げ惑う人々の無力感、エゴイスティックな行動などがリアルに語られるまではいいのだけれども、オギルビー(ティム・ロビンス)が出てくる辺りから、明らかにトーンダウンしてくる。なんでティム・ロビンスは、この役を受けたんだろう?アメリカ人のある側面を象徴した役なんだろうけれど、不可解すぎる。地下室のシーンは、長すぎる。尺を稼ぐためなのかと思ってしまうほどに。
ラストは、以外云うか、矢張りと云うかアッサリと終わってしまい、ナレーションで片付けてしまうのは、ちょっと残念な気がする。
因みに、ナレーションはモーガン・フリーマン。分からなかった。

大人の芝居なアメリカの安達祐美、ダコタ・ファニングの叫び具合は、E.T.を見た瞬間のドリュー・バリモアを彷彿とさせる。願わくば、薬やアルコールに走らず、女優人生を全うしてほしい。
b0014400_16244194.jpg

それにしても、THX対応の最新鋭の劇場は、凄いですね。トライポッドの音の良さは、感動ものです。
今回観たのは、京都のTOHOシネマズ二条でした。

------------------------------------------------------------
WAR OF THE WORLDS 宇宙戦争 
1時間57分 パラマウント映画・ドリームワークス映画 監督=スティーブン・スピルバーグ、脚本=デヴィッド・コープ(原作=H.G.ウェルズ)、撮影監督=ヤヌス・カミンスキー、音楽=ジョン・ウィリアムス
キャスト=トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ジャスティン・チャットウィン、ティム・ロビンス、ミランダ・オットー ほか
翻訳=戸田奈津子
[PR]
by thx1138_1941 | 2005-07-09 16:27 | ロードショー

ロボッツ ROBOTS

「これは、子供の頃に観たかったなぁ」と云うのが素直な感想。
アメリカ映画ならではのアクションや、個人的にはしつこすぎると感じるドタバタコメディー描写が、その頃なら楽しく感じられるだろうから。一方で、ヒネリやアクの無いストーリーが、物足りなさを感じさせる作品でもあった。特に、悪役のラチェットとその母親マダム・ガスケットと父親は、もっと描きこんでも良かったのではと感じる。絵本作家のウィリアム・ジョイス(製作も担当)も参加している美術面は、良かったと思うし、好きだ。ロボットが主人公だが、決してハイテクじゃないコンセプトが、イイ感じ。それは、ロボットたちのパーツが、ダンボール箱に入れられているところに端的に表れたりしている。ロボットたちの質感を含めて、CGアニメで制作された意味を感じさせてくれる作品だ。
う~ん、後は、もうひとヒネリあればねぇ~。
b0014400_1939658.jpg

前回でも触れたように、今回はTOHOシネマズ二条のオープン記念試写会だったので、日本語吹替え版を観た(普段は、基本的にオリジナル・日本語字幕付で観ている)。草なぎ剛、矢田亜希子のキャスティングは、声優としては決して上手くないけれども、その固さが妙にロボットキャラには、合っているのかもしれない。
------------------------------------------------------------
ロボッツ ROBOTS
1時間30分 20世紀フォックス映画 
監督=クリス・ウェッジ、脚本=ローウェル・ガンツ、ババール・マンデル、音楽=ジョン・パウエル
キャスト(声)=ユアン・マクレガー、ハル・ベリー、ロビン・ウィリアムス、メル・ブルックス ほか
日本語版=草なぎ剛、矢田亜希子、山寺宏一、西田敏行 ほか
[PR]
by thx1138_1941 | 2005-06-26 19:41 | ロードショー

炎のメモリアル LADDER 49

b0014400_1931351.jpg

うーん、なんだろうこの乗り切れない感覚は?
確かに、ひたむきに消火・救助活動に勤しむ消防士の姿は、胸を打つものがある。そして、本物の炎の中で撮影されたと云うシーンの数々は、もの凄い迫力で迫ってくる。
しかし、乗り切れないのは、あまりにもアメリカ人によるアメリカ人の為の映画であると感じるからだろうか。そこには、典型的な陽気な陽気なアメリカ人の生活と、それを守る為の男の戦いがある。「グランド・ゼロ」で活躍した消防士に捧げられた映画であっても、そこに、どうしてもいまだ解決をみないイラク戦争を続けているアメリカを重ねてしまう。自分たちとその生活を守る為には、何事も辞さないアメリカ人の姿。それは、救われる側の視点がほぼ欠落していることからも、そう感じてしまうのかもしれない。一方的とも捉えられかねない危うさをも内包している正義感。決して悪い映画ではないのだけれども、そんな思いを抱いてしまう。

ジョン・トラボルタ演じるマイク・ケネディが、表彰されるジャック・モリソン(ホワキン・フェニックス)を父親のような視線で暖かく見つめるシーンが素敵だ。トラボルタのいつもと違った面を見ることができたような気がする。
------------------------------------------------------------
炎のメモリアル LADDER 49
1時間54分 東宝東和配給 監督=ジェイ・ラッセル、脚本=ルイス・コリック、撮影監督=ジェームズ・L・カーター、音楽=ウィリアム・ロス
キャスト=ホワキン・フェニックス、ジョン・トラボルタ、ジャシンダ・バレット、ロバート・パトリック ほか
翻訳=松浦美奈
b0014400_1933685.jpg

[PR]
by thx1138_1941 | 2005-06-09 19:06 | ロードショー

コンスタンティン CONSTANTINE

この手の映画を観ていつも思うことがある。
それは、キリスト教のバックボーンがないと、本当の意味での理解は出来ないんだなと云うこと。真に楽しめないワケだし、本当には怖くないワケだ。
「マトリックス・シリーズ」(99年~03年)を思わせるようないでたちのキアヌ・リーブス=ジョン・コンスタンティンが、エクソシスト的な闘いを繰り広げる、アクション・スリラー。地獄から舞い戻った男が、自らの為に戦う姿はヒーロー然としていなくていい。よれよれの彼は、最近のアメリカ映画には珍しいヘビースモーカー。嫌煙家にとっては天敵のようなこの設定が、後で大きな意味をもってくるのだ。そんな雰囲気をキアヌ・リーブスは、実に上手くキメている。ヒロインのレイチェル・ワイズも、ちょっとエキセントリックな感覚を上手く醸し出している。そんな二人と個性的なキャラクターたちが、スタイリッシュな映像の中で、リアルに動き回る。そう、登場する天使も悪魔もとても人間ぽいのだ。ある意味、人間以上に。特に、大天使ガブリエル(ティルダ・スウィントン)は魅力的。
そして、最後の解決の仕方が、意外な一手で、ヒーローらしくなくてまたいいかも。
b0014400_18575974.jpg

あっ、これから観る人は、エンドクレジットが流れ始めても決して席を立たないように。ラストに、オマケが付いていますから。
------------------------------------------------------------
コンスタンティン CONSTANTINE
2時間01分 ワーナー・ブラザース映画 監督=フランシス・ローレンス、脚本=ケヴィン・ブロドビン、フランク・カペロ、撮影監督=フィリップ・ルースロ、音楽=ブライアン・タイラー、クラウス・バデルト
キャスト=キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ、シア・ラブーフ、ジャイモン・フンスー ほか
翻訳=林完治
[PR]
by thx1138_1941 | 2005-06-08 19:00 | ロードショー

エイリアンVS. プレデター  ALIEN VS. PREDATOR

これは、面白い!
b0014400_1743635.jpg

あまり期待してなかったんですよね、実は。よくある、企画物のキワモノ映画になるんじゃないかと。
でも、これは、面白い!
予想以上に脚本がしっかりとしていて、楽しめました。ちゃんとエイリアン、プレデター双方の特徴を上手く生かしてあって、流石に監督が、熱狂的ファンだと云うだけのことは、あります。ビショップ(ランス・ヘンリクセン)の登場には、もうひと唸りさせてほしかったけれど…。
脚本のクレジットに本家「エイリアン」(1079)の脚本家ダン・オバノンドナルド・シャセットの名があったけれど、どこまでかんでいるのだろう?
基本的にエイリアンは、ジェームス・キャメロン監督・脚本の「エイリアン2」(1986)の延長線上のイメージ。アクションを優先させているからでしょうけれど、リドリー・スコットの恐怖演出には、だれも太刀打ち出来ないと云うことでもあるのでしょう。
監督・脚本は「バイオハザード」(2001)ポール・W・S・アンダーソン。「モータル・コンバット」(1995)、「イベント・ホライゾン」(1997)、「ソルジャー」(1998)とちょっとトホホなB級SFアクション、ホラーを送り続けていたが、今回は、良い按配のB級感覚でした。
ラストのあのシーンから宇宙船内の出来事として「2」が作られたら、それはそれで面白いかも。お願いしますよ、20世紀フォックスさん!
-----------------------------------------------------------
1時間40分 20世紀フォックス映画提供 監督・脚本=ポール・W・S・アンダーソン、撮影監督=デヴィッド・ジョンソン、キース・パートリッジ、音楽=ハラルド・クローサー
キャスト=サナ・レイサン、ラウル・ボヴァ、ランス・ヘンリクセン ほか
翻訳=林完治
[PR]
by thx1138_1941 | 2005-01-28 17:08 | ロードショー