コンスタンティン CONSTANTINE

この手の映画を観ていつも思うことがある。
それは、キリスト教のバックボーンがないと、本当の意味での理解は出来ないんだなと云うこと。真に楽しめないワケだし、本当には怖くないワケだ。
「マトリックス・シリーズ」(99年~03年)を思わせるようないでたちのキアヌ・リーブス=ジョン・コンスタンティンが、エクソシスト的な闘いを繰り広げる、アクション・スリラー。地獄から舞い戻った男が、自らの為に戦う姿はヒーロー然としていなくていい。よれよれの彼は、最近のアメリカ映画には珍しいヘビースモーカー。嫌煙家にとっては天敵のようなこの設定が、後で大きな意味をもってくるのだ。そんな雰囲気をキアヌ・リーブスは、実に上手くキメている。ヒロインのレイチェル・ワイズも、ちょっとエキセントリックな感覚を上手く醸し出している。そんな二人と個性的なキャラクターたちが、スタイリッシュな映像の中で、リアルに動き回る。そう、登場する天使も悪魔もとても人間ぽいのだ。ある意味、人間以上に。特に、大天使ガブリエル(ティルダ・スウィントン)は魅力的。
そして、最後の解決の仕方が、意外な一手で、ヒーローらしくなくてまたいいかも。
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あっ、これから観る人は、エンドクレジットが流れ始めても決して席を立たないように。ラストに、オマケが付いていますから。
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コンスタンティン CONSTANTINE
2時間01分 ワーナー・ブラザース映画 監督=フランシス・ローレンス、脚本=ケヴィン・ブロドビン、フランク・カペロ、撮影監督=フィリップ・ルースロ、音楽=ブライアン・タイラー、クラウス・バデルト
キャスト=キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ、シア・ラブーフ、ジャイモン・フンスー ほか
翻訳=林完治
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by thx1138_1941 | 2005-06-08 19:00 | ロードショー
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