リディック  THE CHRONICLES OF RIDDICK

「この監督、創ってる時楽しいかったやろなぁ」
そう、創りこまれた世界観は、確かに面白いと思う。全体のトーンは、「デューン砂の惑星」+「アウトランド」みたいな感じ。彫像を中心にイメージした中世ヨーロッパとイスラム建築を融合させたようなヴィジュアルは、嫌いではない。大画面で観る価値はあるかもしれない。
が、「悪を倒すためには悪が必要」と云うコンセプトをメインに持ってきている割には、リディック(ヴィン・ディーゼル)のキャラが弱い。ありがちな、ちょっと斜にかまえたヒーローで、ダークヒーローとは、呼べないと思う。悪の業が見えないのだ。キーラ(アレクサ・ダヴァロス)もいまひとつキャラが、立っていないし。あと、壮絶な最後を遂げるピュリファイア(ライナス・ローチ)もリディックとの絡み方が中途半端で、「急にそんなこと云われても」で、損をしている感は否めない。
最大の疑問は、700度の地表温度を持つ惑星で果たしてそんなことは出来るのか?いくらなんでも大風呂敷すぎる。
前作に当たる「ピッチブラック」の方が、小粒ながら良く出来ていたんではないでしょうか。
CHRONICLESってことは、このサーガはまだまだ続くのか?

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リディック  THE CHRONICLES OF RIDDICK 
1時間58分 ユニヴァーサル映画 
監督・脚本=デヴィッド・トゥーヒー、撮影=ヒュー・ジョンソン、
松浦美奈・翻訳
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by thx1138_1941 | 2004-08-26 17:46 | ロードショー
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